定年退職後は、住民税が高額になったと聞きますが本当ですか?
定年退職後は、住民税が高額になったと聞きますが本当ですか?
住民税は今まで月々の給料から天引きされてきたので、住民税の意識されていない方がほとんどかもしれません。
定年退職をした後は、自分で住民税を納めることになり、市区町村から直接住民税の納付通知書が送られてきます。
住民税は前年の1月から12月の所得に対して、一人ひとりに均等に税金がかかる均等割と、所得に応じて税金がかかる所得割の合計ですので、給料が高かった人は住民税も高いことになります。
よく「退職したのに住民税が高くて困るよ」という話を聞きます。
これは、定年退職前の給料をもとに住民税が計算され、一般に所得が少ない退職1年目に納付になりますから、一般に住民税が高く感じられるのです。
ですから、特に退職後の1年目は、この住民税のことも頭に入れて準備しておく必要があります。